仕上がりを綺麗にする酸洗いの方法とは

酸洗いをすることで製品の価値が上がる

酸洗いとは、金属の表面に付いてしまった不純物を酸性の溶液にひたすことで落とす作業のことを言います。

まず、酸洗いをすることで金属加工がしやすくなります。工場で精製された鉄などの金属はそれ自体で使うことはあまりなく、基本的には小さく加工したり、あるいは複数の部品を組み合わせたりして目的に見合った製品へと近づけます。特に後者の場合には溶接が不可欠になるわけですが、この時に表面に汚れが付いていると接着力が弱まってしまうのです。金属を材料にして作り出された製品には人の命に直結するものも多く、そういった不具合を未然に防ぐという意味でも酸洗いには大きな意味があるわけです。

ほかにも、酸洗いをすることで見た目が綺麗になり、製品の価値が上がる効果も期待できます。

専門の業者にお願いする

酸洗いに用いるのは塩酸や硫酸などの強酸性の溶液です。個人でこの酸洗いを行うのは難しく、基本的には専門の業者さんに委託をしてやってもらうことになります。

綺麗に仕上げるためには熟練の技術が必要であるというのもそうですが、それと同時にいろいろと複雑な法律問題が絡んでくるのも理由のひとつとなっています。例えば、前述した塩酸や硫酸は簡単には買えません。取り扱いが非常に難しい上、保存方法にもかなり気を遣わなければいけない薬品なので国の方で販売が規制されています。さらに、酸洗いを終えたあとに残った酸性溶液もそのまま排水溝に流すのは認められておらず、専門の機関に送ってから適切な方法で処理することが義務付けられています。

これだけ多くの工程を個々で行うのは大変ですから、専門家に任せてしまった方が圧倒的にラクなのです。

塗装剥離が発生した場合、再度塗装を施す必要があります。塗装はただの飾りではなく、塗装されたものが腐食しないようにするといった目的でも行われているためです。

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